わたしのライフワークになりつつある、わたしの個人開発について今日は書きたいと思います。
個人開発って?
個人で開発をしてサービスやアプリなど作り上げ、リリースするという活動です。多くの方が取り組んでいます。Twitterのハッシュタグを見てみるとおもしろいです。
個人で開発の目的は、販売や広告によって収益を得ることを目的とするものや、個人の自習活動の発表、無償の社会貢献活動などなどです。
わたしの個人開発
わたしの個人開発は、一人で企画からデザイン、実装までを行いリリースする活動です。今ではツール系がメインで、主に日常の不便の解決をめざしたアプリの開発です。
大学を卒業した2003年あたりから個人開発をはじめ、〜2009年頃まで、Flash製のアプリケーションの開発を、2010年以降〜は、iOSアプリの開発を行ってきました。
わたしの個人開発実績(1) 〜 2009年
わたしは長らくFlashに関わっていまして、〜2009年まではFlash製のアプリケーションの個人開発でした。
2004年:ブログパーツ POQUE
POQUEは、ブログのRSSフィードから画像を抽出しスライドショーするFlash製のブログパーツでした。ブログが一般的に広まった時代でした。ブログのサイドバーに取り付けて使うブログパーツというのが流行ったこともあり多くの方に使っていただきました。また当時、日本ブログ大賞というのがあり、ブログパーツ部門の大賞を受賞することができました。
配信方法:ブログ上で無料配布
収益:ブログページ上のバナーなどによる広告収益
2009年:デスクトップ・ツール ブログパーツデスクトップ
ブログパーツデスクトップは、ブログパーツをデスクトップ上に取り付けることを可能にするアプリケーションで、Adobe AIR製のWin/Mac向けアプリケーションでした。当時は、Adobeが Adobe AIR コンテストというのを開催していて、このアプリケーションでグランプリを受賞することができました。収益はまったくなかったのですが、当時何十万もしたAdobeアプリケーションセットを貰うことができとても嬉しかったです。
配信方法:ブログ上で無料配布
収益:特になし
当時のブログ人気の勢いと、Adobeさん・Flashのコミュニティーの力添えもあり思い出深い個人開発実績になりました。
わたしの個人開発実績(2) 2010年〜
2010年以降は、iOSアプリの開発です。はじめてのリリースから約10年たちました。こちらは、収益の大きいもの順に一部を紹介したいと思います。
1. ポータブル Wi-fi info
このアプリは、NTT docomo BF-01B 、BuffaloのポータブルWi-Fi(Portable Wifi)、及び、光ポータブルに対応したバッテリー残量と、3Gネットワーク回線レベルを表示するアプリでした。
配信期間:2010/8 〜 2016/9 既に配信終了
ダウンロード数:4,830 DL
収益:$7,590
自分が使っていて不便だったので、それを解決すべく作り上げた個人開発でした。
2. rmk Pro
写真から白または黒を消し去るアプリ。画像の一部を透明化させるアプリは世にたくさんでていますが、少しかわった透明化処理を行うアプリです。
配信期間:2015/5 〜
ダウンロード数:4,450 DL (無料版は 3,690 DL)
収益:$1,660
3. Widget Brightness
画面の明るさをTodayWidgetから操作するアプリ。
配信期間:2016/10 〜
ダウンロード数:845 DL
収益:$640
4. ImWidget Pro
格安SIM IIJmioに対応した、データ残量確認用TodayWidgetアプリ。
配信期間:2016/8 〜
ダウンロード数:406 DL (無料版は 3,450 DL)
収益:$446
IIJmioの格安SIMを契約していましたが、データ通信量の確認が簡単に行えなかったので作りました。IIJmioは通信量を確認することができるAPIを公開していたため実現できました。
5. WidgetCamera
取った写真をTodayWidget上で簡単に確認することができるアプリ。
配信期間:2016/9 〜
ダウンロード数:305 DL
収益:$263
駅で自転車を駐輪場に入れる際に、番号を記憶する作業をなんとかシンプルにできないかというアイデアから考えたアプリです。カメラの起動〜撮影〜写真の確認を最短の操作手順で行うように設計しました。
評価と課題
収益から見る評価
収益の内容は累積になります。配信期間・開発工数を考えるとお小遣い程度、といった現状の状況にあります。
課題
課題としては、リリースしたもののメンテナンスが行き届いてないものが多数あることです。この点は大変申し訳ない気持ちでいています。このへんはちゃんとしないとなと思っています。
最後に
インターネットの先ににいる知らない誰かに自分が作ったものが届くワクワク感はたまりません。自分の考え、自分のペースで行う個人開発はとても楽しいです。死ぬまでに1つくらいは大きな成功を収めるなにかを作り上げたいとな、と思いつつこれからもマイペースに個人開発をやっていこうと思います。